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油絵 (美専時代)

   「マルス像とガラス器」 F10

これぞ第1発目!に描いた
自分にとって大変なつかしいながらも
かなり未熟な油絵ですが、しかし初めはすごく不安で、
まだ油絵とはどんなものかよくわからなかった。
なので、やむなくC先生や仲間たちのを見よう見まねで、
どうにかこうにか・・!?
そこで気づいたのは、苦手だった水彩画とガラリ違って、
塗り重ねと、いくらでも手直しが利いたこと!
よって、そうこうして描いていくうち、
油彩画というものがいつしかやたらと面白くなってきて・・

見るからに色数少なく、
あくまでリアリズムにこだわった自分の絵に対し、
当然だけどC先生の絵は、さすが抜群に上手かった!
言わば、後期印象派のごとく色彩豊富で
そうとう色鮮やかな作風だったと記憶しております。
しゃくながら、そんなC先生のメチャ綺麗な絵に
自分はすっかり打ちのめされてしまうのですが、
・・ふり返ると、
マルスの石膏像は明暗の表現が意外と難しくて、
反省すべきところもたくさんあったりするのだけれど、
全体の構図をいくぶん下げるべきだったし、
マルス像の、もう少し頭部が描けてたらなぁ、と!?
少しだけ悔やまれます。

「つぼとマンドリン」F30
(1年目卒業制作展出品)

師匠に、
「うまくなった」
と褒められたときはうれしかったなぁ。
「棚」F30
(2年目卒業制作展出品)

美専にもどうにか馴染んできたこの時期、
はて、具象に進もうか、抽象に進もうか、
シュルレアリスムに進もうか、
決め兼ねていたところ、
結局、
自分は具象に向いていると判断!
これは試行錯誤の末
ようやくつかんだ苦心作の一枚です。
「パイナップルのある静物」F30
(3年目卒業制作展出品)

これは先生の組み立てによるものです。
素材の硬い感じを出すのに苦労しました。
「アリアスとマンドリン」F20
(4年目卒業制作展出品)

この絵が完成する前、写実に徹して、
師匠に一度は「OK」のサインをもらいました。
ですが、
どうしてもデッサンの第一の案を採りたくて
この絵に描き換えたのでした。
思いっきり大胆に、
かわいらしく表現したつもりですが、
まさかここでも「OK」のサインをもらえるとは、
とても意外でした。


「酒瓶」 F8

学校での制作です。
そこらにあるものを集めてきて組み合わせ・・・
あと、この絵がどんな経路をたどったのか、
公開したのかどうか、
あまりよく覚えておりません。
確かに自分の作には違いないのですが・・・。
師匠の影響をもろに受けたのは事実です。


「パルプ工場」 F10

画学生最後の年。新たな師匠の元、
仲間と競って描いてました。

あれから時は過ぎ・・・
フォーヴィスムの影響受け
表情がとても乱暴だったので、
塗りつぶそうかとも考えたのですが、
せっかく描いたのだし、
手直しして残そうということになりました。
まだまだ描き足りない部分もありますが、
一応完成です。
「カラカラ帝 1」F30
(美術作家協会展出品)

モチーフは自分で考えました。
「カラカラ帝 2」F30
(7年目卒業制作展出品)

前作の構図が気に入らなかったので、
視点を変えてもう1枚描いてみました。






彫刻

「首」
(1年目卒業制作展出品)

実際のモデルさんは
これよりもっともっと美人でした!
「少女像」
(1年目卒業制作展出品)

モデルなしの、想像で作りました。
売却済み。
「少女像」(テラコッタ)

いつも茶の間に飾って眺めておりますが、
これは、長さ25センチほどの
わりと小さなもので、上の像を作るための
いわば習作だったと記憶しています。
あらためて出来具合を見ると、
自分は、むしろこちらのほうに
かなり力を注いでいたみたいです。

 
「休 息」 (県展特選)
(2年目卒業制作展出品)

自分をモデルにして作りました。
今は学校にあるはずなんですが、
久々に訪ねてみたら、
なんと、どこにも見当たらなくて・・・
悲しかったです。
「孫とおばあちゃん」 (県展奨励賞)
(3年目卒業制作展出品)

案は先生が出してくれました。
モデルは確か同じ美術科の
生徒のおばあさんだったと思います。
「ひと休み」 (県展奨励賞)
(4年目卒業制作展出品)

親戚のYちゃんです。
しゃがんでいる姿が
なんとも可愛らしかったです。
「マルス像」

我ながらうまくできた!
と、心の中でひとり自慢したものでした。
途中で粘土が固くなって、
えらく苦労したことも・・・。
ところが、粘土が完成した時点で、
気に入らなかったと見え、
先生いわく、
「壊してしまおうか・・・」
みたいなこと言ってくるので、
不意打ち食らってしまった。
壊すなんてとんでもない。
土壇場で悩んだ末、
ものにすることに・・・。
結局、公開したのかどうか?
ちょっと記憶にありません。
先生がよくないとほのめかしたように、
やはり冴えない一作・・・ではあります
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