TVアニメ


今回は、僕自身、特に印象深かったTVアニメを中心に少しだけ書いてみたいと思う。気のせいだろか、最近は、なんかやたらまぶしいアニメが多いみたいでまともに見ていられず、技術がこんなにも進歩してしまったのかと、本当にいろんな意味で頭が下がる。
僕がTVアニメを見なくなって早30年近く経つが、エッセイ『エイトマン』でもご承知のように、僕にとってのアニメの原点は、なんと言ってもエイトマン。声優高山栄氏の低い声がまたたまらなく魅力的で、幼少の頃は、エイトマンでなければすべてがないといった感じで、マンガに、アニメに、とにかく夢中だった。懐かしのアニメだけは今もたまに見ている。
こんなこと書くのもどうかと思うが、これも、関係者からしてわるいこといっそうしていたので、せっかくのカッコいいエイトマンが台無し。それさえなかったら今頃は、鉄腕アトムなんかより以上に大評判アニメの中の大アニメになっていたはずで本当に惜しい気もするが、今も変わらず、せめてグッズとかが順調に売られているというだけでもいいとしておこうか。
歌手の克美しげる氏が殺人犯してしまってはどうしようもないが、それにしたって漫画家の桑田次郎氏、拳銃所持したくらいで捕まってしまうなんて、どう考えても厳しすぎるのではないか、と。同じような武器の刀だって持っている人は世の中にたくさんいるはずだし、それなら、刀がよくて、ピストルはダメ、ってことになるけれど、やっぱちょっとおかしいのではないだろうか!?
しかしまた、いつだったか、約半世紀ぶりにTV出演した克美しげる氏のエイトマンの歌に、感動したというよりは、ナリフリそっくりの高田純次氏が歌っているような気がして、僕なんかちょっとシラケてしまった。歌のほうはさすがに持ち歌だっただけあってわりあいカッコつけてそれなりに歌っていたようなのだが、50年という歳月の穴はやはり大きすぎ、埋め合わせることは到底できなかったようだ。

それはそうと、かなり時は過ぎて、結局最後に見たのはちびまる子ちゃん・・あたりだったかなぁ。今はほとんど見なくなったが、出始めの頃は、声優TARAKO嬢の、かわいいというよりはめっちゃこっけいな声に惹かれてしょっちゅう見ていた。今も変わらず国民的人気アニメのひとつだと思う。
そのまた少し前だと、Dr・スランプとか、うる星やつらとか、ルパン三世とか、・・・。Dr・スランプのアラレちゃんかわいさはもとより、二コチャン大王がこれまた宇宙人っぽく非常に型破り的おもしろいキャラで、宇宙人のくせして名古屋弁しゃべりまくってからにしてから、ツラも形も声優の大竹宏氏とすごくマッチしていて本当に傑作アニメだったと思う。あと、NHKのスプーンおばさんや、未来少年コナンなんかも結構おもしろかった。
そのまた前は、宇宙戦艦ヤマトでこれは映画版だけ。テレビでは見てなかった。
またまたその前は、アタックNo.1とか、タイガーマスクとか、ほかにもいろいろ・・。その頃、初のカラー映像がまたたいへん珍しくて、とにかくタイガーマスクのあの大胆なタッチがすごく好きで番組終了後によくマネして描いていた。

それからモノクロ時代にさかのぼって・・というか、我が家のテレビ自体がモノクロだったのだが、鉄腕アトム、W3、スーパージェッター、宇宙少年ソラン、遊星少年パピィ、遊星仮面、ロボタン、ジャングル大帝、佐武と市捕物控、サスケ、妖怪人間ベム、オバケのQ太郎、怪物くん、ゲゲゲの鬼太郎、もーれつア太郎、黄金バット、巨人の星、パーマン、魔法使いサリー、ひみつのアッコちゃん、ポパイ、トムとジェリー、・・・こんなところだろうか。とにかくたくさん見ていた。それぞれに思い出深いものがあり、中でも、ロボタンに出てきたお笑い芸人ルーキー新一氏の、「これはエライことですよ、これは!」といったいつものギャグで、バラエティだけでなくアニメにも出演していたのがわりと変わったおもしろ企画だったと記憶している。

それと、たぶんマンガでスーパーくん・・幼稚園の月刊誌でよく見かけたものだったが、確か紅白のヘルメットをつけた男の子で、ちょうどパーマンみたいなキャラクターだったはずで、これ、ご存知の方はおそらくいらっしゃらないだろう。あまりにも大昔のマンガであるためか、それとも僕の記憶違いなのか、ネットでは残念ながらいまだに見かけない。

そうやって自分から物事を発信する以外、ほかの人気サイトの話題については、アクセス数があまりにも膨大で、しゃくだし、なるべく触れたくはないのだが、でも、今少しだけハマっているサイトがあって。その名も、「車窓ドットコム」。列車のガタゴト音が聞けてしかも景色まで見れるという、夢みたいなというとオーバーかもしれないけど、メディア技術もついにここまで来たかという感じで、ガタゴト好きの僕にとっては本当に願ってもないサイトなのだった。ガタゴト音だけの「コバルト・サウンド」なんかを遥かに超えてしまった気がする。中でも、キハ48「磐越西線」新津~会津若松が、ガタゴト音もボリュームたっぷりでとても懐かしかった。

話変わって、インスタントコーヒーについてだが、今、例のブレンディ・スティックタイプのカフェオレ・カロリーハーフというのを飲んでいる。でも、このカロリーハーフ、全然たいしたことない。この前のエスプレッソ・オレと全然違って、苦くもなければ甘くもなく、ものすごく味が薄い! ネットでも念のため調べてみたが、もー、クソミソで、案の定、評判わるかった。おまけに韓国産とのこと。AGFもこれじゃ人気ガタ落ちだろう。自分も、なんか全然飲む気がしなくなっちゃったんだけれども、まだだいぶ残ってもいるんだけれども、さーて、どうしようかな、と。・・・ええぃ、こうなったら2本まとめて飲んじまおうか、って考えておる。実は、別のUCCザ・ブレンド117と代わる代わる飲んでいるんだが、こっちのほうがよっぽどマシ。

そしてたった今、思案に暮れながらもカロリーハーフに117と牛乳と砂糖をわずかに混ぜ、アイスで飲んできたが、苦味も程よく効いてきて、これがまた意外とおいしくて。・・いや、おいしくないと困るのだが、こうなっては、やはり自分なりに工夫して飲むしかないのだと、そう実感した。(2016/11/20)





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